コレクション: 忘草色の波佐見焼の食器

忘草は萱草(かんぞう)ともいい、『和名抄』に「一名、忘憂」とあり、身につけると憂いを忘れるといわれていました。『万葉集』にも多く詠まれ、望郷や恋愛の憂愁を忘れるために衣服の下紐につけたことが知られる。眺めているだけで元気になりそうな色の器。
柔らかみもある色なので、料理を合わせやすく、黄蘗色(イエロー)、裏柳色(淡いグリーン)などの器と合わせるとビタミンカラーで元気なイメージ。落ち着いた色の器と合わせると、テーブルコーディネートのアクセントとしても使えます。